The Programmeベスト・ツーリズム・ビレッジとは
UN Tourism(国連観光機関)が2021年に始めた取り組みで、観光を通じた農村の発展を推進するプログラムの一環です。2025年の第5回では52地域が認定され、別に20地域が「アップグレード・プログラム」に参加し、あわせて72地域がネットワークに加わりました[1]。
認定の発表は、中国・湖州(Huzhou)で行われた式典で行われました[1]。
Japan in 20252025年に選ばれた日本の4地域
飛鳥
古代の宮都が置かれた地で、遺跡と農村の風景が重なって残る地域です。
高野山
真言密教の聖地。宿坊に泊まり、朝の勤行に参加する滞在が知られています。
小豆島
瀬戸内海の島。醤油やオリーブなどの産業と、島の暮らしが観光資源になっています。
土庄
小豆島の西部に位置する町。潮の満ち引きで現れる砂の道(エンジェルロード)が知られています。
出典:UN Tourism「Best Tourism Villages 2025」発表(2025年10月17日)、JNTO発表。地域の説明は当メディアによるものです。
What It Says About Japan12地域という数字が示すもの
JNTOは、4地域の追加により日本の認定は累計12地域になったとし、農村観光における日本の継続的な取り組みと、文化・自然遺産の保全への姿勢が評価されたと説明しています[2]。
ここからは芸苑道の見方です。認定された地域に共通するのは、「暮らしと信仰と生業がそのまま観光資源になっている」ことです。舞台の上だけでなく、地域の行事や祈りの場に根ざした芸能も、この文脈で伝えられる価値があります。
認定地域の近くで宿を営む場合、「世界から評価された地域の文化」という文脈は、体験プログラムの説明にそのまま使えます。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問認定地域の文脈を、貴施設の体験にどう取り込むか地域の物語に沿った演目をお選びいたします。
- 問地域の担い手とどう協働するか地元の実演家との連携もご相談いただけます。
- 問海外向けの発信で何を言うべきか伝わる言い換えを一緒に考えます。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
ベスト・ツーリズム・ビレッジとは?
国連観光機関(UN Tourism)が2021年に始めた認定制度で、観光を通じて農山漁村の発展に取り組む地域を選びます。
2025年に日本から選ばれたのは?
飛鳥(奈良県)、高野山(和歌山県)、小豆島、土庄(香川県)の4地域です。2025年は29か国・52地域が選ばれました。
日本はこれまでに何地域が選ばれていますか?
JNTOの発表によると、2025年の4地域を加えて累計12地域です。
Sources & References出典・参考文献
- UN Tourism, “UN Tourism Announces Best Tourism Villages 2025: 52 Communities Leading Tourism for Rural Development”, 17 October 2025 https://www.untourism.int/news/un-tourism-announces-best-tourism-villages-2025-52-communities-leading-tourism-for-rural-development
- 日本政府観光局(JNTO)“Four Japanese Towns Named ‘Best Tourism Villages’ by UN Tourism” https://www.japan.travel/en/us/press-release/four-japanese-towns-named-best-tourism-villages-by-un-tourism/
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月18日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。認定地域名・制度名は各機関に帰属します。芸苑道と各地域・機関との間に提携関係はありません。
