How It Works教育ツールと、8項目の誓約
アイスランドの観光局「Visit Iceland」は2016年、動画講座を通じて訪問者の情報に基づいた行動を促す、対話的なオンライン教育ツール「Iceland Academy」を立ち上げました[1]。
続いて2017年6月28日には、「The Icelandic Pledge」を公開しました。これは、観光客が自然のまま残す、無理な写真撮影をしない、オフロード走行を決して行わない、指定されたキャンプ地を利用するなど、8項目からなる誓約にオンラインで署名するというものです[1]。
What Makes It Different規制でなく、自発的な合意という設計
多くの国や地域が、問題行動への対応として罰則や規制を強化する中、アイスランドのアプローチは異なります。訪問者自身に「約束する」という能動的な行為をさせることで、規則を押し付けるのではなく、責任ある行動への当事者意識を持たせる設計になっています。
教育ツールと誓約という2段階の仕組みも特徴的です。まず知識を提供し(Iceland Academy)、その上で行動の約束を求める(The Icelandic Pledge)という順序が、単なる注意書きよりも高い効果を狙っています。
芸苑道とVisit Iceland等アイスランドの関係団体との提携関係はありません。
Our Proposal芸苑道からの提案:お願いでなく、約束を
ここからは、芸苑道が宿泊施設の皆さまにお伝えしたい内容です。
1.マナーを『伝える』から『約束してもらう』へ
演奏中の撮影ルールや会場でのマナーも、単なる注意書きではなく、体験の一部として「約束」の形にすることで、お客様の受け止め方が変わります。
2.体験の前に、短い背景説明を
Iceland Academyのように、体験の前に短い教育的な説明を添えることで、その後の体験の理解が深まります。
3.自発性に訴える言葉づくり
強制的な案内ではなく、お客様自身が納得して行動を選べるような言葉づくりを、芸苑道ではご一緒に考えます。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問お客様に『お願い』ではなく『約束』してもらう発想は使えるか館内でのマナー啓発に応用する方法をご提案します。
- 問教育的なコンテンツを、体験の前後にどう配置するか演目の背景を伝える教育的な要素の設計をご一緒します。
- 問規制でなく自発性に訴える、という考え方の応用は強制的な案内ではなく、共感を軸にした声かけの言葉づくりをご相談いただけます。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
The Icelandic Pledgeはいつ始まりましたか?
2017年6月28日に公開されました。
Iceland Academyとは何ですか?
2016年に立ち上げられた、動画講座で訪問者の行動を促すオンライン教育ツールです。
誓約の内容は?
自然をそのまま残す、無理な写真撮影をしない、オフロード走行をしないなど8項目です。
Sources & References出典・参考文献
- Visit North Iceland "Iceland leads the way on responsible tourism with unique Tourist Pledge" https://www.northiceland.is/en/moya/news/iceland-leads-the-way-on-responsible-tourism-with-unique-tourist-pledge
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月29日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。
