2026 Results67万9,553件、521万ユーロ
4日以上前の予約は5ユーロ、それ以降は10ユーロです。早期予約が46.5%を占めました。
出典:ANSA「Ticket Venezia, superati 5 milioni di euro di incasso in 60 giornate」2026年7月26日
ヴェネツィアは2026年4月3日から7月26日までの60日間、歴史地区を訪れる14歳以上の日帰り観光客を対象に入場料を課しました(宿泊客は宿泊税の対象のため、登録は必要ですが入場料は免除されます)[1]。発行された有料チケットは67万9,553件、収入は521万5,035ユーロに達しています[1]。
Impact on Crowding平均の有料入場者数は、前年より減少
現地報道によれば、2026年の平均有料入場者数は1日あたり約1万1,000人で、前年(2025年)と比べて17%、2024年と比べて32%それぞれ少ない水準だったとされています。当局は、混雑が特に厳しい日のピークについても緩和の兆しが見られたとしていますが、より詳細な分析は最終報告書で示すとしています[1]。
制度自体は2019年に構想され、コロナ禍を挟んで2024年に初めて本格実施、2026年が実質2年目の本格運用となります。実施日数を54日から60日に拡大したうえでの今回の結果は、制度が段階的に定着しつつあることを示しています。
Our Proposal芸苑道からの提案:混雑対策と、選ばれる理由は別の設計
ここからは、芸苑道が宿泊施設の皆さまにお伝えしたい内容です。
1.『混雑を避ける日』こそ、企画の見せどころ
入場料や予約制は、混雑する日と空いている日の差を生みます。あえて空いている時期・時間帯に、特別な体験を用意することで、貴施設ならではの価値をつくれます。
2.早期予約を優遇する発想は、体験プランにも応用できる
ヴェネツィアの料金体系(早期予約は半額)は、需要を前倒しで平準化する仕組みです。演目の予約タイミングに応じた設計も、同じ考え方で検討できます。
3.地域の制度と、個々の施設の企画は別物
地域全体の混雑対策は行政の役割ですが、その中で貴施設がどう選ばれるかは、施設ごとの企画力にかかっています。この部分を芸苑道でご一緒に考えます。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問入場料という仕組みは、貴施設の地域にも当てはまるか地域全体の混雑対策と、個々の施設の高付加価値化は別の課題として整理できます。
- 問『混雑の日を避けて選ばれる』ための工夫は空いている時間帯・季節にこそ映える演目の設計をご提案します。
- 問価格設定による需要調整は、宿泊施設でも使えるか早期予約優遇などの考え方を、体験プランの設計に応用するご相談を承っております。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
ヴェネツィアの入場料は2026年にいくら集まりましたか?
67万9,553件の有料チケットが発行され、収入は521万5,035ユーロでした。
実施期間はいつからいつまでですか?
2026年4月3日から7月26日までの60日間です。前年は54日間でした。
混雑は緩和されましたか?
平均の有料入場者数は前年より17%、2024年より32%少ない水準だったとされ、当局は混雑ピークの緩和の兆しも報告していますが、詳細は最終報告書で示すとしています。
Sources & References出典・参考文献
- ANSA「Ticket Venezia, superati 5 milioni di euro di incasso in 60 giornate」2026年7月26日 https://www.ansa.it/veneto/notizie/2026/07/26/ticket-venezia-superati-5-milioni-di-euro-di-incasso-in-60-giornate_8f44e353-e5cb-4e46-a46a-455d62563591.html
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年10月1日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。
