The May-June Data外国人延べ宿泊者数、9.0%減・11.9%減
観光庁は2026年7月31日、宿泊旅行統計調査(2026年5月・第2次速報、6月・第1次速報)を公表しました[1]。
| 指標 | 2026年5月 | 2026年6月 |
|---|---|---|
| 延べ宿泊者数(全体) | 5,429万人泊(前年同月比-3.2%) | 4,678万人泊(同-6.5%) |
| うち日本人 | 3,978万人泊(同-0.9%) | 3,426万人泊(同-4.4%) |
| うち外国人 | 1,451万人泊(同-9.0%) | 1,251万人泊(同-11.9%) |
| 客室稼働率(全体) | 61.0% | 56.2% |
都道府県別では、5月の客室稼働率は東京都が77.9%と全国で最も高い値でした[1]。
A Methodology Caveat令和8年1月から、調査方法が変わっている
この統計を読む上で重要な注意点があります。観光庁は資料の冒頭で、「宿泊旅行統計調査において、統計精度の更なる向上を図るために見直しを行い、令和8年1月分調査から、層化基準を『従業者数』から『客室数』へと変更」したと明記しています[1]。そのため、「対前年(同月)比、対前年(同月)差については、見直しの影響が含まれている可能性がある点に留意」する必要があるとされています[1]。
つまり、5月・6月に見られた外国人延べ宿泊者数の減少幅には、実際の需要変化に加えて、統計の推計方法が変わったことによる影響が一部含まれている可能性があります。数字だけを見て一喜一憂せず、この前提を踏まえた読み方が必要です。
Our Proposal芸苑道からの提案:数字が示す変化と、自館の実感を照らし合わせる
ここからは、芸苑道が宿泊施設の皆さまにお伝えしたい内容です。
1.全国平均と、貴施設の実感は別物
全国統計が減少を示していても、地域・客層によって状況は大きく異なります。まずは貴施設の実際の数字と照らし合わせることが出発点です。
2.減少局面こそ、既存客との関係を
新規の獲得が難しい局面では、リピーターとの関係を深める企画が有効です。何度も来ているお客様に、毎回違う体験を用意することもご相談いただけます。
3.統計は、今後も継続的にお伝えします
毎月更新されるこの統計を、調査方法の変更点も含めて正しく解説し、継続的にお伝えしてまいります。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問この減少は、貴施設の実感と一致しているか地域・客層による差を踏まえ、率直に状況を伺います。
- 問統計の見方が変わったことで、何に注意すべきか調査方法の変更点を踏まえた、正しい比較の仕方をご説明します。
- 問減少局面で、今できることは既存のお客様との関係を深める企画についてご提案します。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
2026年6月の外国人延べ宿泊者数は前年同月比でどれくらい減りましたか?
11.9%減の1,251万人泊でした。
この統計はいつ公表されましたか?
2026年7月31日です。
統計を読む上での注意点は?
令和8年1月分調査から層化基準が『従業者数』から『客室数』に変更されており、前年同月比にはこの影響が含まれている可能性があります。
Sources & References出典・参考文献
- 観光庁「宿泊旅行統計調査(2026年5月・第2次速報、2026年6月・第1次速報)」2026年7月31日 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002014383.pdf
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月29日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。
