By Region地域別:アフリカと欧州が伸び、中東は大幅減
中東は地域の紛争の影響で22%減。アジア太平洋は1%増にとどまりました。
出典:UN Tourism「World Tourism Barometer」Volume 24, Issue 3(2026年9月)
四半期で見ると、1〜3月は2%増でしたが、4〜6月は1%減に転じました。4月は3%減となり、UN Tourismは、イースターが3月に始まった暦の影響と中東情勢の影響を理由に挙げています[1]。
Outlook専門家パネルの見通し
UN Tourismの専門家パネル調査では、2026年9〜12月について45%が「良くなる」(41%)または「非常に良くなる」(4%)と回答し、34%が前年同期と同程度、21%が悪化すると答えました。0〜200の指数(100が前年同期と同水準)では113で、慎重ながら前向きな見方が続いています[1]。
2026年に国際観光が直面する主な課題としては、燃料価格の変動・インフレ・景気の弱さといった経済要因と、交通費・宿泊費の高さが挙げられています[1]。
Japan in Context日本の数字と重ねると
同じ期間、日本の訪日外客数は1〜8月の累計で2,762万6,300人、前年同期比2.7%減でした[2]。世界全体が0.4%増、アジア太平洋が1%増であるのに対し、日本は減少しています。
ここからは芸苑道の見方です。日本の減少は中国市場の落ち込みによる部分が大きく、世界全体の傾向とは事情が異なります。市場ごとの動きを分けて見る必要があります。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問世界の需要が揺れる中で、何に投資すべきか滞在価値を高める小さな投資からご提案いたします。
- 問市場ごとの差にどう対応するか客層別の内容の変え方を整理できます。
- 問通年で安定させる方法年間の演目計画で平準化できます。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
2026年上半期の国際観光客数は?
UN Tourismの推計で約6億9,000万人、前年同期比0.4%増です。
地域別ではどこが伸びましたか?
アフリカが4%増、欧州が3%増、アメリカ大陸が2%増、アジア太平洋が1%増でした。中東は22%減です。
2026年通年の見通しは?
1〜2%増と見込まれています。1月時点の3〜4%増から下方修正されました。
Sources & References出典・参考文献
- UN Tourism「World Tourism Barometer」Volume 24, Issue 3(2026年9月)/“International tourism saw 0.4% growth in first half of 2026” https://www.untourism.int/un-tourism-world-tourism-barometer-data
- 日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2026年8月推計値)」2026年9月16日 https://www.jnto.go.jp/news/press/20260916_monthly.html
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月19日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。数値はUN Tourismの推計であり、確定値ではありません。
