Target and Reality2030年に4,000万人という目標
第5次観光立国推進基本計画では、インバウンド関連の目標のひとつとして「訪日外国人旅行者に占めるリピーター数」が再設定され、2030年に4,000万人とされています[1]。
| 指標 | 2024年 | 2025年 | 2030年目標 |
|---|---|---|---|
| 訪日リピーター数 | 2,422万人 | 2,768万人 | 4,000万人 |
| 訪日外国人旅行者数 | 3,687万人 | 4,268万人 | 6,000万人 |
目標に対する2025年の達成率は、旅行者数が約71%、リピーター数が約69%です(当メディア算出)。
By Market市場によって、リピーター率はまったく違う
香港・台湾は9割前後。欧米豪は初回が多数を占めます。
出典:観光庁「インバウンド消費動向調査【トピックス分析】訪日回数と消費動向の関係について」の「1回目」の割合から当メディアが算出
観光庁の分析では、観光・レジャー目的の訪日リピーター割合は2017年57.7%、2019年61.9%、2023年67.7%と推移しています。2023年のリピーター数は1,333万人で、国籍・地域別の構成比は韓国、台湾、香港、中国の東アジア4市場で約8割を占めました[2]。
Our Proposal芸苑道からの提案:2回目に何を出すかを決めておく
ここからは、芸苑道が宿泊施設の皆さまにお伝えしたい内容です。
リピーター率が9割を超える市場がある一方で、欧米豪は初回が大半です。同じ体験を全員に出すと、どちらかに合わなくなります。
1.初回のお客様には「入口」を
初めて日本に来た方には、楽器の紹介と短い演奏、触れてみる時間という基本の構成が向きます。説明は丁寧に、時間は短めに。
2.再訪のお客様には「深さ」を
何度も来ている方には、季節の曲や、その土地に伝わる曲など、前回と違う中身が必要です。同じ内容の繰り返しは、再訪の動機を弱めます。
3.年間の演目表をつくる
春夏秋冬で演目を変え、館の案内に「季節によって内容が変わります」と書いておく。それだけで、次に来る理由の説明になります。芸苑道では、年間の演目計画からご相談を承っております。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問再訪の理由になる体験をどう作るか季節ごとに演目を変える設計で、次に来る理由をつくれます。
- 問初回のお客様と、5回目のお客様で内容を変えるべきか滞在回数に応じた深さの違う構成をご提案できます。
- 問リピーターの多い市場に、何が響くか市場ごとの好みと解説の深さをご相談いただけます。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
FAQよくある質問
訪日リピーターの政府目標は?
第5次観光立国推進基本計画で、2030年に4,000万人とされています。2025年の実績は2,768万人です。
リピーターの割合はどのくらいですか?
観光庁の分析では、観光・レジャー目的の訪日客に占めるリピーターの割合は2023年で67.7%でした。
リピーター率が高い市場は?
2023年の分析では、香港と台湾が9割前後で最も高く、米国やフランスなど欧米の市場では初回の訪問者が多数を占めます。
Sources & References出典・参考文献
- 観光庁「観光立国推進基本計画(第5次)(概要)」2026年3月27日閣議決定 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002019550.pdf
- 観光庁「インバウンド消費動向調査【トピックス分析】訪日外国人旅行者(観光・レジャー目的)の訪日回数と消費動向の関係について」 https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/002020032.pdf
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月21日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。
