The 3 Pillars市場別・市場横断・MICEの3戦略
観光庁とJNTOは2026年4月28日、2026年度から2030年度を対象とする新たな訪日マーケティング戦略を策定したと発表しました[1]。
| 戦略 | 内容 |
|---|---|
| ①市場別戦略 | 各市場から地方訪問意向や旅行消費単価が高いターゲット等を選定し、適切なテーマと観光コンテンツを展開 |
| ②市場横断戦略 | 高付加価値旅行の誘致とテーマ別プロモーション。アドベンチャートラベルに加え、新たにガストロノミーツーリズムを対象に |
| ③MICE戦略 | 国際会議・インセンティブ旅行の誘致と基盤整備。地方への誘致強化 |
Gastronomy Tourism『日本の食』を軸にした新テーマ
今回の戦略で特に注目されるのは、市場横断戦略のテーマとして「ガストロノミーツーリズム」が新たに設定されたことです[1]。訪日旅行で高いニーズがみられる「日本の食」をフックとした施策が展開される見込みです。
ターゲット層についても見直しがあり、訪日経験率の高まりを受けて、欧州を中心に「訪日経験者」「家族旅行層」が新規ターゲットとして追加されています。滞在日数が長く消費単価向上の鍵となる高所得者層も、引き続き重視されています[1]。
Our Proposal芸苑道からの提案:食の隣に、芸を
ここからは、芸苑道が宿泊施設の皆さまにお伝えしたい内容です。
1.ガストロノミーと伝統芸能は、相性がいい
食事の時間に演奏を添えることは、日本の伝統的なもてなしの形そのものです。国の戦略がこのテーマを後押しする今、企画として打ち出しやすい環境が整っています。
2.訪日経験者向けには、深い物語を
新たにターゲットとなった「訪日経験者」層には、定番の説明ではなく、より深い文化的背景を持つ演目が響きます。
3.戦略の変化を、継続的にお伝えします
国の重点テーマは今後も変わり得ます。貴施設の企画に関わりそうな動きがあれば、あらためてお伝えいたします。
Ask Us貴施設に置き換えると
ここまでは、公開されている資料にもとづく事実の整理です。実際に何をどのように組み立てるかは、貴施設の規模・立地・客層・繁閑の形によって変わります。芸苑道では、次のような点を伺ったうえで、貴施設に合う形をご提案しております。
- 問『ガストロノミーツーリズム』に、演目をどう組み込むか食事の場に演奏を添える構成についてご相談いただけます。
- 問戦略のターゲット層は、貴施設の客層と合うか地方訪問意向・消費単価という観点から、貴施設の立ち位置を整理します。
- 問市場別の違いを、企画にどう反映するか市場ごとの特性に応じた演目の見せ方をご提案します。
ご状況を伺ったうえで、実施できる形かどうかを率直にお伝えいたします。芸苑道へご相談はこちら →
Glossaryこの記事に出てくる用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 高付加価値旅行者こうふかかちりょこうしゃ | 日本政府観光局(JNTO)の調査では、訪日旅行1回あたりの着地消費額(国際航空運賃を除く現地での消費額)が1人100万円以上の旅行を「高付加価値旅行」としています。 |
FAQよくある質問
新しい訪日マーケティング戦略はいつ策定されましたか?
2026年4月28日です。対象期間は2026年度から2030年度です。
戦略の3本柱は?
市場別戦略、市場横断戦略、MICE戦略です。
新たに追加されたテーマは?
ガストロノミーツーリズムです。従来のアドベンチャートラベルに加わりました。
Sources & References出典・参考文献
- 日本政府観光局(JNTO)「新たな『訪日マーケティング戦略』を策定」2026年4月28日 https://www.jnto.go.jp/news/press/20260428_2.html
本記事は、公的機関・国際機関・学術論文などの公開情報をもとに作成しています(確認日:2026年9月29日)。数値や制度は改定されることがあるため、最新の情報は各出典の公式発表をご確認ください。
